新年度・新学期に向けて準備しておきたいパソコンスキル
新しい職場や新しい学年を迎えるにあたって、パソコンスキルを身につけておくことはとても重要です。特に、仕事や学校でパソコンを使う機会が増える現代では、基本的なスキルを習得しておくことでスムーズにスタートを切ることができます。今回は、新年度・新学期に向けて覚えておきたいパソコンスキルをご紹介しましょう。

タイピングスキルの向上
新年度や新学期は、資料作成やレポート作成の機会が増えるため、タイピングの速度と正確性を向上させておくと非常に便利です。

おすすめのタイピング練習方法
- ホームポジションを意識して練習する
- 無料タイピング練習サイト(e-typing、寿司打 など)を活用する
- 毎日5分でも継続的にタイピング練習を行う
Word・Excel・PowerPointの基本操作
仕事や学校の課題で最も使用頻度が高いMicrosoft Officeの基本操作を押さえておくと、スムーズに作業が進められます。

Word(文書作成)
- フォントの変更、段落の設定、表の挿入方法を覚える
- 見出しや目次を活用して整理された文書を作る
- 図やイラストを活用してわかりやすい文書を作ることなど
Excel(表計算)
- 基本的な関数(SUM、AVERAGE、IF など)を覚える
- グラフ作成やデータ整理の方法を知ることなど
PowerPoint(プレゼン資料作成)
- スライドのデザインを整える
- アニメーションや画像・動画の挿入方法を学ぶことなど
オンライン会議ツールの基本操作(Zoom・Teams・Google Meet)
オンライン授業やリモートワークが増えているため、基本的な操作を知っておくと安心です。

- カメラ・マイクの設定を確認する
- 画面共有の方法を覚える
- バーチャル背景やミュート機能を活用する
クラウドサービスの活用(Googleドライブ・OneDriveなど)
クラウドストレージを活用すれば、どこでも簡単に資料を編集・共有できます。

- Googleドライブ:Googleドキュメントやスプレッドシートを活用して共同編集
- OneDrive:Officeアプリと連携し、スムーズなファイル管理が可能
- Dropbox:チームでのファイル共有に便利
ファイル管理とフォルダ整理術
ファイルが散らかっていると、必要なデータを探すのに時間がかかります。


- フォルダを用途ごとに分類
- ファイル名をわかりやすくする
- バックアップを定期的に取る
基本的情報リテラシー
情報リテラシーとは、「インターネットや本などから正しい情報を見つけ、それを上手に使う力」
例えば、何かを調べるとき、ネットにはいろいろな情報があります。でも、中にはまちがったことを書いているサイトもあります。どれが本当の情報か見分けることが大切です。

「情報セキュリティ」も情報リテラシーと密接な関係があります。悪い人に利用されたり、だまされたりしないようにする力も情報リテラシーの一つ。
- パソコンを安全に使うための基本的なセキュリティ対策
- 怪しいサイトやウイルスを見分ける(フィッシング詐欺に注意する)
あやしい広告や「無料プレゼント!」のようなウソの情報にだまされない - パスワードをしっかり管理する
セキュリティーを守るためには、強いパスワードを作って、しっかり管理することが大事。 - 危険をさける
怪しいサイトを見ないことや知らない人に個人情報を教えたりしないようにすることも大事なポイントです。

このような「安全に使う」ためのスキルに加えて、みんなが気持ちよくネットを使えるように「マナーを守る」ことも大切(ネットのエチケットで「ネチケット」と言われたりします)。これも知らなかった!では済まされない大切なスキル。たとえば、
- 人を傷つける言葉を使わない
→ SNSやコメントで悪口を書いたり、相手をバカにしたりしない。画面の向こうにも本当の人がいることを忘れないようにしましよう。 - 相手の気持ちを考える
→ メールやSNSなどで他の人とやりとりするとき、文字だけでやりとりしますので、相手に伝わりにくいことがあります。言葉足らずが相手との関係を悪くしてしまうこともあります。 - 著作権を守る
→ 他の人の写真やイラスト、音楽などを勝手に使ったり、コピーしたりしない。 - 迷惑な行動をしない
→ 何度もしつこくメッセージを送ったり、大きな画像をたくさん送りつけたりすると、相手は迷惑します。
新年度を迎える前に、これらのスキルを習得して、仕事や学校生活をよりスムーズに進めましょう。
コネコスでは、初心者の方でも安心して学べる講座をご用意しています。