文字数を数えたい! Wordの文字数をカウント
「この文章は、いま何文字かなぁ?」
説明文やちょっとしたコメント、論文など文字数の範囲を指定されて文章を作成しなければならないことがたまにあります。手書きの時代は「400字詰め原稿用紙2枚」とかで指定されていました。今は「200文字以内」とかの指定があって、それをパソコンやスマホで作成する時代。入力していて「いま何文字かいな?」と思うことはないでしょうか?
デジタルでは、「1文字」の意味がわかりにくい
たとえば、かなや漢字(全角=2バイト系文字)を「1文字」とするのか、数字やアルファベット(半角=1バイト文字)を「1文字」とするかで全然変わってきます。半角文字1つを「1文字」とした場合、かなや漢字は1つの文字でも「2文字」でカウントされます。全角と半角が混在している文章(例:2024年5月22日)やスペースや句読点、改行の扱いなどが文章の作成を要求してくる相手によって違うのです。ある程度確認してから文章を作りましょう。
作成中の文章の文字数、どうやって数える?
文字数カウントサイトを利用する
サイトに直接入力したり、他のアプリで作成したものをコピペすると数えてくれます。
※参考:文字数カウント(外部リンク)
エディタを使う
文字を編集する専用のソフトがあります。有料や無料のものもいろいろあります。シンプルで動きが軽いソフトが多いので、記者や小説家など文書作成を生業とする人に使われることが多いです。Windowsでは標準で「メモ帳」というソフトがあります。
WordやGoogleドキュメントの機能を使う
これらのソフトにも文字数をカウントする機能があります。今回はWordで文字数をカウントする方法を説明しましょう。
Wordで文字数をカウントしてみよう!
まずは簡単に文字数を表示する設定をしよう
ワードで文字数をカウントする方法はいくつかありますが、作成中にいちいちメニューを切り替えたり、ショートカットキーを操作したりするのは面倒です。まずは、簡単な設定をしておけば便利です。
全体の文字数と選択したところだけの文字数
なにも選択していない状態では、文書内すべての文字数が表示されます。
ある一部だけの文字数をカウントしたい場合は、
Wordの文字数カウントのクセを知っておこう
1.半角も全角もすべて「1文字」
半角も全角もすべて1文字でカウントします。
2.「連続した半角英数記号」は「1文字」
これは要注意です。半角英数記号を使う場合は注意しましょう。
- chibi :1文字
- This cat is so pretty :5文字(This/ cat/ is/ so/ pretty)
- ニャー!! :4文字(ニ/ャ/ー/!!)※連続半角=1文字
- 2024年5月22日 :6文字(2024/年/5/月/22/日)
正確な文字数が必要なときは、複数の方法で確認しよう
1つの文書の中に半角と全角の文字が混在することはよくあります。
文書を作成する途中で、ざっくりした文字数を知りたいときは、この方法で十分なのですが、半角文字の連続に気づかず「数が合わん!」となりがちです。
正確さを求めるときは、上記の「文字数カウントサイト」などを併用しながら、カウントするといいでしょう。