保護者が知っておきたい“子どもを守るネット安全対策”

夏休みはネット利用が増える時期
こんにちは!暑いですねー・・ 夏休みは、お子さまがご自宅で過ごす時間も増えて、スマホやパソコンを使う機会がいつもより多くなっているのではないでしょうか。
インターネットは学びにも遊びにも便利なツールですが、使い方を間違えるとトラブルに巻き込まれる危険性もあります。
今回は、保護者の皆さまにぜひ知っていただきたい「ネットの安全な使い方」と「家庭でできる見守り対策」についてご紹介しましょう。

ネットで実際に起きているトラブルとは?
子どもたちが直面しやすいネットのトラブルには、こんなものがあります:
- SNSで知らない人とやりとりをしてしまった
→連れ去りや性的な被害や闇バイトなどの犯罪に加担させられるきっかけになります - 怪しい広告をクリックしてウイルスに感染
→個人情報を盗まれたりして詐欺の被害などのきっかけになります - 「無料」と思って遊んでいたゲームで高額請求が発生
→無料とうたっているゲームでも、ゲームやアバターで使うアイテムが有料のケースが多くみられます。また、利用に際して通信費がかかるので注意が必要です。 - チャットアプリでのいじめや誹謗中傷
→被害者になることもありますし、本人の意識がしないままに加害者になっているケースもあります。言われた側は、言った側が思う以上にひどく傷つくこともあるのです。特に「文字」ですと細かいニュアンスが伝わらないため、とてもキツイ感じになりがちです。

小中学生は好奇心旺盛な反面、「ネットの危険性」や「言葉の危険性」をまだ十分に理解していないことが多いため、大人のサポートが不可欠です。
子どもと一緒に決めておきたいネットの使い方ルール
夏休みを機に、親子で一度話し合っておきたいのが「ネットの使い方のルール」です。
子どもの年齢にもよりますが、10代も半ばくらいになってくると、大人が勝手に決めたルールは子どもの生活にあっていなかったり、子ども自身に守る意欲がなかったりしてなかなか効果が期待できません。
『君子危うきに近寄らず』といいます。ネットに限ったことではないのですが、災害や事故から自分を守る方法、安全に無難に過ごす方法は「危険なものには近づかない」ことが基本ですね。
しかし、何が「危険なものか」を判断する「嗅覚」は、知識や機器の操作のスキルだけで鍛えられるわけではありません。
たとえば、自動車の安全運転は知識や運転スキルだけで出来るものではありません。状況判断、常識やマナー、自己制御、あらゆる経験やスキルが必要です。
夢中になってボールを追いかけている子供は、そのまま道路に飛び出していきます。車にひかれるかもしれないということを認識できていないとそうなります。
そこで、日ごろから大人が注意を促す必要があります。話し合うことで一緒に危険を認識しながら染みつけていきましょう。
ネットの「危険回避」は、回避するためのルールを一緒に決めておくといいですね。「決めつけ」ではなく「一緒に決めた」感がある方が守られやすいといわれています。
例えばこんなルールが効果的です:
- 利用時間は1日〇時間までと決める (夜は〇時まで)
- 個人情報(本名・住所・顔写真)は絶対に載せない
- 知らない人からのメッセージは開かず、親に相談する
- 見てはいけないサイトについて明確に伝えておく
- ルールを破ったら〇日お休みにする(期間は家族で決める)
口頭だけでなく、紙に書いて「家庭内ネットルール表」を貼っておくと、子どもも意識しやすくなりますよ。子どもが成長したら内容を見直すことで、ルールが「押し付け」になりにくくなります。
保護者ができる“見守り”の工夫 < 技術的にブロックする>
大人ができる安全対策は、難しくありません。以下のような簡単な設定でも十分に効果があります。
ペアレンタルコントロールを設定しよう
- 保護者が子供のスマホやオンラインサービスの使用を制限・管理するための機能です。WindowsやiPhone、Androidには「子ども用アカウント」機能があります。
- 時間制限や不適切なサイトの閲覧制限を設定するだけでも安心感がアップしますよ。
YouTubeの「制限付きモード」をオンにする
・不適切な動画を自動的にブロックできます。
セキュリティソフトの導入
・ウイルス対策だけでなく、危険なサイトのブロック(フィルタリング)ができるソフトもあります。
安全に使える力を育てる
ネット安全対策は「技術的なブロック」と「日常的な会話」の両輪が必要です。
“完全に遮断”ではなく日常的な会話を通じて“安全に使える力を育てる” 視点が大切です。


